FAQ of 北郷創庭舎/いわき市のお庭造り(造園・外構エクステリアの設計施工・維持管理)

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植木の水やりは?

 雨の当たらない場所やプランター、あるいは日本の気候に合っていない植物などでなければ、通常は特に気にしないでも大丈夫だと思います。ただし、渇水の夏や異常乾燥の冬。それから、季節にかかわらず、植栽後1~2年程度の十分に根が張っていない植木は、水やりが必要になってきます。
 水やりの頻度は、一週間に一度、たっぷりと。その間に雨が降れば、省略できます。
 水やりの際には、次のようなことに注意してください。

  • しっかり水やりしたつもりでも、雨が降った時の水の量に比べれば、大したことはないものです。水やりした後の土を掘ってみると、表面は湿っていても、中はカラカラ、ということがよくあります。ちょっとずつ頻繁に水やりするよりも、たまにでも、土の中までしっかり浸みるよう、たっぷり水やりした方が有効です。
  • 夏場の水やりは、なるべく日中を避けてください。中途半端な量の水は、お湯になってしまいます。どうしても日中に水やりする場合は、地面を冷ますようにたっぷりとたっぷりと。
  • 夏場、強い日差しにさらされて、根っこからの吸水量以上に、葉っぱから水分が蒸発すると、葉っぱが縮こまってしまうことがあります。葉っぱが薄く柔らかく木ほど、この傾向が見られます。日差しを避けて、早朝や夕方に、枝葉に水をかけて、水分を直接補ってみてください(もちろん、土にもたっぷりと)。

肥料は必要?

 こちらで植栽した場合、緩効・遅効性の肥料を植栽時に与えています。肥料の効いている期間は、低木や下草類で数か月、中・高木類で2~3年とされています。また、根の周りには、堆肥(おもに樹皮を発酵・分解させたもの)を混ぜ込み、必要に応じて、周囲の土を山土に入れ替えています。それには、次のような理由があります。

  • 植物にとって良い土は、保水性・排水性・通気性・保肥力があること、さらに、化学的に安定していること、根を張れる柔らかさを持っていることなど。さまざまな要件があります。現状の土がそれらのリクエストに全然応えられない場合は、ある程度それらをカバーできる質の山土を入れます。ただし、保肥力が良くありません(その他に、排水された水の逃げ道を、別に考えておく必要があります)。
  • 保肥力を補うために、根の周りに堆肥を混ぜ込んでいます。堆肥自体が植物のための土の要件をかなり満たしていますし、多少の肥料分を含んでいます。土を使わずに全部堆肥にすれば良さそうなものですが、堆肥は、土に比べればかなり高価ですし、軽いので、風に揺すられる根っこを抑えることとができません。

 土の準備ができたところで、肥料を与えますが、中・高木は、移植するときに根をかなり切られていて、十分に養分・水分を吸収することができないので、少し遅れて効き始める肥料を与えています(根が充実するまで、木は自分の幹や枝に蓄えていた養分や水分を使います。だから、切られた根に応じて、枝葉を落としてあげないと枯れてしまいます)。肥料分は、使われたり、流れたりしてなくなってしまいます。で、そうなると、やっぱり肥料は追加しないといけなくなります。当初与えた堆肥も、しだいに分解して減ってしまいます。

肥料はいつ・どんなものを?

 出来れば冬。春の近づく前に、油粕・骨粉などの有機質肥料と堆肥を土に混ぜ込んであげればベターだと思います。肥料の選び方がわからない場合は、売り場で聞くか、数種類の有機肥料を混ぜてある「有機配合肥料」と「堆肥(腐葉土などは完熟したものを選んでください)」、あるいはすべて混ぜてある「土」が便利かも知れません。単品を買い集めるより高くつきますが、少量であれば、かえって割安かも知れません。
 与える量は、商品の袋に書いてありますが、堆肥を一緒に与えれば、多少アバウトでも大丈夫です。堆肥に保肥力があるからなのですが、肥料と堆肥は、混ぜるとそれぞれの成分が反応して、植物に有害なガスを発生するらしいです。気温が上がると反応が活発になるので、寒のうちに与えて、ゆっくり反応させて落ち着かせるということになります。
 与える場所は、園芸書には横枝の先の真下と書いてありますが、まぁ、そのあたりで。実際にはいろいろな所に根っこが伸びていますし、普通の庭では、土を掘り返せるところ(植物が植わっていなくて、太い根っこのないところ)でしか作業できないので、やれるところにやればいいと思います。ただし、土を掘り返せば細い根っこを切ってしまうので、いっぺんに焦らず、ところどころ何年かに分けて行うようにしましょう。
 冬場に施肥ができなかった場合は、5~10月頃に、化成肥料を使うことになります。効き目が長いか、+αの成分が入っているかなどによって、様々な価格帯の商品がありますが、普通は、廉価品でも十分です。ただし、効果が続きにくいうえに、いっぺんにたくさん与えてしまうと害になるので、「少なめに何回か」がコツ。しかし、化成肥料だけでは土が痩せるので、あくまで次善の策としてください。

剪定はいつがいい?

 園芸書を見ると、いろいろな事が書いてあります。確かに、それぞれ一理ありますし、素人の方が剪定する場合には、参考にすべきだと思います。が、剪定の仕方によっても全然違いますし、極端な場合、植木毎に剪定時期を変えていたら、全部やるのに一年かかってしまいます。

 もちろん、年何回かに分けて手入れできれば理想ですが、たいていのご依頼は年一回です(費用がかかるので)。結論を述べると、「ほぼ一年中剪定しています」。ただし、いくつかの注意事項を伴って(個人的な経験から、いわきの気候で)...

  • 5~6月上旬の枝葉の展開時期は、避けるべし(組織が充実していない場所を傷つけると、病気に感染しやすい)。
  • 花ものの刈り込み(透かしは別)は、花後すぐ(サツキなら、8月末まで)。
  • 形を大きく変える場合は、木の状態によって(大手術なので)。
  • 伸びの速い生垣(ベニカナメなど)は、初夏と秋の2回以上。
  • 自然樹形の雑木は、2・3年に1回でも可(透かしを前提に)。
  • いつ剪定しても、春~夏は枝葉が茂る時期。木に余力があれば、夏~秋にまた少し伸びる。

 剪定後の姿を長い期間保とうとすれば、秋がベストかも知れません。しかし、夏前の剪定でも、毎年同じ時期にきつくない剪定をしていれば、そう暴れるものでもありません。

 他の地方の同業者からは、「秋から年末が忙しい」と聞きましたが、地域性でしょうか、私のところは、年末の依頼が特に多いということはありません。秋の剪定は多いのですが、むしろ「盆前に」という依頼が多いのです。木々が一斉に茂って、暑い時期に暑苦しく感じられるからでしょうか。また、親戚が集まる時期を前に、ということでしょうか。あるいは、期限があるから忙しく感じるだけなのでしょうか。
 現実問題としては、同じ時期にお応えできる件数に限りがあります。また、盆前の剪定は、新盆のお宅を優先しております。期限のあるご依頼は、どうぞ、お早めにお願いいたします。

植木の支柱はいつまで?

 植栽時に、風などで植え木が倒れたり傾いたりしないように、竹や杭などで植木を支えることがあります。
 植えられた木は、概ね2~3年で、自分を支えられる程度には根を張りますので、そうなれば、特に支柱は必要ではなくなります。その頃から、竹が朽ち始めてきます。新しい支柱に変える必要はないので、取り外してください。

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