庭は生き物
家だって定期的にメンテナンスが必要なように、庭も、作ってハイッおしまい、ということはありません。
特に、植物は生きていますから、雨の無い日が続けば水遣りが必要になることもありますし、雨の多い年は草むしりも大変かも知れません。剪定をせずに放っておけば大きくなりすぎることもありますし、手入れをしていても枯れてしまうことがあるかも知れません。それから、家の中を掃除するように、庭だって少しは掃除も必要です。
庭作りの際にお話を伺うと、「手のかからない庭」というリクエストがかなり多いです。もちろん、全く手のかからない庭は、多分不可能。しかし、慌しい毎日の中で、庭にばかり手をかけることもできません。剪定などは業者に依頼するにしても、水遣り・掃除まで依頼することはまず無いでしょう。手入れに追われてしまう庭では、安らげる場ではなくなってしまいます。でも、ほとんど手をかけなくてもいい庭っていうのも、愛着が湧かないものです。少し手をかけるのが楽しい庭。どのくらいが少しか、人それぞれに兼ね合いがあります。
良い空間は、住む人との呼吸で、年を経るにつれてしっくりくるようになると思います。庭は生きているのです。
追記・・・人間だって年をとれば変わるように、住む人に呼応して庭も変わると思います。若いときは芝生が良かったけれど、趣のあるものが良くなったりして。。。変化に柔軟な庭は、レイアウトだけでなく、使う素材やその使い方も考えて。